助成金申請の流れ

キャリアアップ助成金 助成金情報

助成金申請の流れを完全解説!キャリアアップ助成金の手順紹介有り

助成金の申請を検討する時に申請の流れやいつ助成金が受給出来るのか気になりますよね?そこで今回は助成金の申請から助成金を受給出来るまでの流れについてご説明させて頂きます。

助成金とは?

助成金とは、雇用保険に加入している会社で一定の要件を満たせば、中小企業・大企業・個人事業主問わず誰でも受け取ることができる返済不要の支援金のことです。主に厚生労働省の所轄で、雇用に関する助成金は雇用保険料から支払われています。

雇用関係の助成金は、非正規労働者を安定させることが目的です。最近は、定年の延長、介護・育児休暇制度の充実など社会情勢を反映した助成金が増えています。また新規事業や事業拡大に伴う人材の雇用、障がい者の雇用などの助成金も充実しています。どのような助成金があるのか、下記の記事で詳しく説明しています。ぜひ参考にしてみてください。

助成金申請の流れ

助成金は年間3000種類も発表されています。ここでは、助成金の申請から受給までの流れを確認しておきましょう。
一般的な助成金の申請の流れは以下の通りです。

  • 1.書類を準備する
  • 2.助成金の計画届を提出する
  • 3.提出先の機関による採択の決定
  • 4.提出計画の実施
  • 5.計画実施完了報告、助成金支給申請
  • 6.助成金支給
スタッフ
では、一つ一つ流れを詳しく説明していきます。

1.書類を準備する

助成金の申請では、申請専用の書類のほかに、登記簿謄本、就業規則、雇用保険に入っていることを証明する書類が必要になります。

2.助成金の計画届を提出する

助成金の支給要件に沿った実施計画を作成し、提出します。コースによっては、申請に必要な就業規則、雇用契約書、出勤簿、賃金台帳などの改定が必要になります。

3.提出先の機関による採択の決定

書類提出後、審査に入ります。申請する時期やコースによっては、混んでいることもあります。そのため、通常よりも審査に時間がかかることもあります。また、書類の訂正や追加を依頼されたときは早めに対応しましょう。なぜなら申請期間は決まっています。対応が遅れて締め切り期間が過ぎてしまうと、提出からやり直しになります。

4.提出計画の実施

許可が下りたら、計画を実施します。計画を実行してから「6カ月~1年後」に助成金の受給申請が可能になります。

5.計画実施完了報告、助成金支給申請

計画の実施が終了したら、いよいよ助成金をもらう手続きです。計画通りに実施しても、自動的に助成が支給になるわけではありません。ほとんどの助成金は「支給申請」という手続きが必要です。

6.助成金支給

支給申請の審査が終わると、支給決定通知書が発行されます。助成金の申請からおよそ1~2カ月後にその通知が事業主宛に届きます。入金は、助成金の種類にもよりますが、支給決定通知書が発行されてから2週間後ぐらいに指定の口座に助成金が振り込まれます。

スタッフ
助成金申請の流れの注意点として「助成金は申請してすぐにもらえる物では無い」という点があります。助成金は計画届けを申請し実施計画を実行し支給申請をした後に受給されます。

【具体例】キャリアアップ助成金の申請の手順

中小企業や個人事業主が受給しやすいキャリアアップ助成金での申請について解説いたします。

キャリアアップ助成金はたくさんの種類があります。どのコースを対象としたキャリアアップ計画を実施するのか、該当する項目を選択します。複数のコースを同時に選択することもできますし、変更届を提出すればコース変更も可能です。
具体的にキャリアアップ助成金(正社員コース)の申請手順についてご説明します。

1.キャリアアップ計画書の作成

助成金を申請するためには「キャリアアップ計画書」を作成しなければなりません。キャリアアップ計画とは、非正規雇用労働者のキャリアアップに向けた取り組みを計画的に進めるために、「目標」「期間」「対象者」など今後の取り組みをあらかじめ記入するものです。また、同時に違うコースも申請可能ですので、他のコースの申請も検討してみてください。キャリアアップ計画書を進める上で、事業所ごとに1名「キャリアアップ管理者」が選任する必要があります。資格は特に必要ありませんので、経験豊富な人材が望ましいでしょう。作成後は、ハローワークへキャリアアップ計画を提出し、管轄労働局長の確認を受けます。

2.就業規則の変更と届出)

正社員転換規定が就業規則に記載されていない場合は、規定を改定する必要があります。就業規則を規定したら、労働基準監督署に届出して、社内に周知します。

3.正規転換試験の実施

規定に従い、正規転換の対象となる労働者に、面接や筆記試験など正規雇用へ転換するための試験を実施し、選考を行います。

4.6ヶ月間の賃金支給

正規転換後6ヶ月間、正社員の賃金を支給します。

5・申請

6ヶ月間の賃金の支払いが完了したら、2ヶ月以内に労働局に申請します。

6.支給決定

労働局に申請書を届出た後、申請書類の審査に入ります。時期によって混み具合は異なりますが、審査期間の目安は2ヵ月~6ヵ月ぐらいになります。審査が終わると、労働局から事業主宛に「支給決定通知書」が届きます。支給決定通知書が届いてからだいたい2週間で、指定した口座へ入金されます。

例えば、正社員コースの申請フローは下表のような流れになります。

キャリアアップ助成金の申請天順 画像

スタッフ
キャリアアップ助成金についても申請から受給までは数か月から1年程度掛かります。実際に弊社で申請した正社員化コースでも申請から受給までには7ケ月程度掛かりました。その為すぐにお金が必要!という会社には適した方法ではありません。

助成金申請の注意

助成金で注意しておきたい4つのポイントがあります。

  • 1・申請から受給まで時間がかかります。
  • 2.制度が廃止になったり、予算オーバーで打ち切りになったりします。
  • 3・助成金のコースによってそれぞれ申請期限が異なります。
  • 4・助成金は収入扱いになるので、税金の対象になります。
スタッフ
忙しい中、膨大な書類を揃え、煩雑な手続きを終えてようやく支給される助成金。多くの経営者は入金を楽しみにしてることでしょう。しかし、助成金にもデメリットはあります。経営者はこれら注意点を踏まえ、助成金は本当に必要なのかどうか冷静に判断しましょう。

まとめ

今回は、助成金の申請フローや注意すべき点について解説しました。雇用関係の助成金は、非正規雇用労働者の支援が目的です。非正規社員を正社員へ転換したり、健康診断制度の導入したりするなど、非正規雇用労働者の処遇向上に取り組んだ事業主に対して、国からご褒美として支給されるのが助成金です。しかし、助成金はコースの種類も多く、また就業規則の改定や、計画書の作成など手続きは煩雑で、興味はあるがなかなか取り掛かれないという経営者もいらっしゃるかと思います。実際に助成金をもらっている経営者はあまり多くありません。せっかくお得な制度です。雇用保険に加入している経営者は、もらわないと損です。困ったときは社労士にお任せることをおすすめします。

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